入江酉一郎氏(日展参与)
家族や動物の群像を描き人気を博した日本画家・入江酉一郎氏が3月24日、老衰のため亡くなった。享年92。
1921年京都府生まれ。京都市立絵画専門学校修了後、法隆寺などの壁画模写に従事。58年晨鳥社入塾、山口華楊に師事。70年日展特選・白寿賞、78年同特選を重ね、84年日展会員となる。94年日展会員賞受賞。2000年京都府文化賞功労賞受賞。日展評議員、日展参与などを歴任した。
千住文子氏(エッセイスト・教育評論家)
エッセイスト、教育評論家として知られた千住文子氏が6月27日、多臓器不全のため亡くなった。享年87。
1926年東京生まれ。長男の博氏は日本画家、二男の明氏は作曲家、長女の真理子氏はヴァイオリニストと、3人の芸術家を育てた。後に、自身も教育評論家として活躍。著書に『千住家の教育白書』などがある。