「新美術新聞」2013年7月21日号(第1318号)を発行しました。
1面トップは、京都国立近代美術館で開催中の「泥象|鈴木治の世界」。陶芸による新たな表現を目指して、器としての用途をもたない純粋な立体造形「泥象」を制作、新たな世界を切り開いた陶芸家・鈴木治(1926~2001)。今展では、初期作品から晩年の未発表作品まで含む約150点から、作者が至った〈「使う陶」から「観る陶」、そして「詠む陶」へ〉の足跡をたどります。同館研究員の中尾優衣さんにご寄稿いただきました。
「ときの人」は、今年の5月、公益社団法人日展の理事長に就任された寺坂公雄さん。応募者数1万4千人、会員含む無鑑査の出品者約700人という世界最大級の美術団体「日展」。その団体のリーダーとなった今、思うこと、今後の日展への考えをお話しいただきました。
◆2013年7月21日号のラインナップ
【展覧会紹介】
泥象|鈴木治の世界(京都国立近代美術館)、村田省蔵展 四季を愛でる(和光ホール)、ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡(MIHO MUSEUM)、ポーラ美術館x国立西洋美術館共同企画 モネ、風景をみる眼(ポーラ美術館) ほか
【美術界ニュース】
「文化庁長官に青柳正規氏が就任」、「㈱東京美術倶楽部社長に三谷忠彦氏」、「富山県立近代美術館移転新築へ」 ほか
【好評連載】
アートマーケット情報=桂木紫穂「6月のロンドン市場 健闘するサザビーズ」
通信アジア=青木保「湾岸現代文化圏」
【コラム・寄稿】
日々好日=木戸修(彫刻家)
【展評】 第101回日本水彩展、第66回創造展 ほか
【書道界展望】
第65回毎日書道展開幕、小林抱牛遺墨展 ほか
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/