写実を追求して描く新人作家を発掘する公募展「リアリズム賞展」が第3回目を迎えた。第1回、第2回はポートフォリオ審査だったが、今回は作品での審査に変わった。第一次選考を通過した飴本崇久、坂元博人、鳥越一穂、野口俊介、及び昨年のシード作家・浅野真一、亀山裕昭、小池壮太の各氏の作品が各2点、9月11日から27日まで新生堂にて展示される。会期初日に第二次審査員である青木敏郎氏と大矢英雄氏が来廊し、坂元博人がA氏賞、亀山裕昭がO氏賞を受賞、来年以降の新生堂で個展の権利を得た。
[ A氏賞 ]
坂元博人
[ O氏賞 ]
亀山裕昭
第3回リアリズム賞展
【会期】 2013年9月11日(水)~27日(金)
【会場】 新生堂(東京都港区南青山5-4-30)☎03―3498―8383
【休廊】 日曜・祝祭日
【開廊時間】 11:00~18:00 (最終日は17:00まで)
【料金】 無料
【関連リンク】 新生堂
「新美術新聞」2013年9月21日号(第1323号)9面より