「新美術新聞」2013年9月21日号(第1323号)を発行しました。
今号では、佐久市立近代美術館の開館30周を記念して、日本画家・松尾敏男先生と柳田清二佐久市長の特別対談を実施。同館誕生から現在までの歩み、特別企画展が開催される平山郁夫先生のこと、作家としての芸術観、教育普及のことなど、お2人に幅広く語っていただきました。また、9月14日(土)より開催されている特別展「平山郁夫―仏教伝来」をご紹介。作家の原点となった29歳の作「仏教伝来」をはじめ、同館が所蔵する初期の仏伝シリーズを中心に約90点でその画業を総覧します。同館では初の開催となる平山郁夫展、学芸員の土屋信さんにご寄稿いただきました。
「ときの人」は、6月27日、株式会社東京美術倶楽部の代表取締役社長に就任された三谷忠彦さん。画商、古美術商、茶道具商、刀剣商など、はるか江戸時代より脈々と受け継がれてきた歴史ある美術商たちが活動する場として、東京美術倶楽部の運営をどのように担っていくのか、お話を伺いました。
◆2013年9月21日号のラインナップ
【展覧会紹介】
平山郁夫―仏教伝来(佐久市立近代美術館)、清雅なる情景 日本中世の水墨画(根津美術館)、「図変り」大皿の世界 伊万里 染付の美(泉屋博古館分館)、人間国宝 鈴木藏展(日本橋三越本店本館6階美術特選画廊) ほか
【美術界ニュース】
「第60回日本伝統工芸展 開幕へ」、「あべのハルカス美術館 開館記念展『東大寺』決定」、文化審議会委員(文化功労者選考分科会)決定」 ほか
【好評連載】
通信アジア=青木保「シンガポールにて」
【コラム・寄稿】
新美術時評 美術と教育⑨=大成浩(彫刻家)
日々好日=増地保男(洋画家)
【展評】
創立50周年記念 近代美術協会展、第51回 全展 ほか
【グラフ特集】
第30回読売書法展
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/