あいづまちなかアートプロジェクト開催
2009年より会津の文化資源である「漆」をテーマに実施されてきた「漆の芸術祭」と、会津若松市が所蔵する作品などを展示する「まちなかピナコテカ(絵画展)」が融合。今年より「あいづまちなかアートプロジェクト」として再スタートする。
10月5日~11月4日の約一ヶ月の間に若手芸術家集団calm projectの「calm stream まるで川の流れのような」や、「七つの大学からの贈り物」と題した全国の漆芸を学ぶ若手作家の作品展示など、数多くの展示・イベントが会津若松市内各所で行われる。
【会期】 10月5日(土)~11月4日(月・祝)
【会場】 七日町通り・野口英世青春通りを中心とした市内各所
【料金】 無料
【関連リンク】 あいづまちなかアートプロジェクト
■会津・漆の芸術祭 2013
【主な展示】
●calm stream「まるで川の流れのような」
ノスタルジックな趣きを残す七日町通りに現代アートが出現。過去そして現在を織り交ぜ、新たな流れを生み出す。
出品団体:calm projects(小野裕紀/國時誠/下平晃道/野口一将/松村亮平/保井智貴)
会場:芳賀家蔵(会津若松市七日町2−40)
開館時間:9時~17時
●百花繚乱!会津塗手塩皿とアートのマリアージュ展
塗りや蒔絵など、さまざまな技法で彩られた手塩皿100枚をアート作品として、明治時代に建設された会津を代表する酒蔵で展示。観るだけでなく触れて体感することが出来る。
出品団体:会津漆器協同組合
会場:末廣酒造 嘉永蔵(会津若松市日新町12−38)
開館時間:9時~17時
●七つの大学からの贈り物
全国の漆芸を学ぶ大学で生み出された、明日の漆芸文化を担う若い作家の作品を、かつて酒蔵だった15間(28m)の蔵で展示する。
出品団体:会津大学短期大学部、秋田公立美術大学、秋田公立美術短期大学、東北芸術工科大学、東京藝術大学、富山大学、広島市立大学
会場:松本家蔵(会津若松市上町4-1)
開館時間:9時~17時
●八重が結ぶ~京都発・新しい漆のかたち
日本の芸術系大学としてはもっとも長い歴史を誇る京都市立芸術大学の漆工研究室が、伝統技法と現代アートが融合した漆作品を携えて、八重のふるさと会津に。
出品団体:京都市立芸術大学漆工研究室
会場:末廣酒造 嘉永蔵(会津若松市日新町12−38)
開館時間:9時~17時
■まちなかピナコテカ
【主な展示】
●新しいAIZUの美術展2013
有識者の推薦によって選出された、国内や県内の公募展等で活躍が認められる美術作家や、今後さらなる活躍が期待される県内在住及び会津地域出身の美術作家の優秀な作品を紹介。
出品者:青山ひろゆき、稲本可文、遠藤悦史、小野仁良、小林弘和、近藤賢、齋藤ナオ、佐々木博輝、高橋克之、角田純一、沼田英恵、根本春奈、星章寛(五十音順・敬称略)
会場:會津稽古堂 多目的ホール(会津若松市栄町3-50)
会期:10月5 日(土)~10月14 日(月・祝)
開館時間:10時~19時 (初日は13時~)
●特別企画「己の美学を貫き通した 伝説のファッション・イラストレーター 長沢節展」
戦前の会津に生まれ、独特の美意識で戦後の日本ファッション界に多大な影響を与えた長沢節。デッサン、水彩画、ファッション画を展示しその生き様に迫る。
会場:スペース アルテマイスター 木の蔵・茶の間(会津若松市本町9-23)
会期:10月5 日(土)~10月20 日(日)
開館時間:10時~18時 ※火曜定休