天沢退二郎、白石かずこ、高橋睦郎の各氏ら全24名の詩人が参加
自作詩をリレー形式で約4時間披露
詩人・朗唱家の天童大人氏が継続するプロジェクト「La Voix des Poètes(詩人の聲)」が、この10月に通算1000回を迎える。
これは詩人や作家の「聲(こえ)」(肉声)の復権を目指し、都内の画廊を主な会場に続けられてきたものだ。2006年10月14日、詩人・白石かずこ氏の第1回に始まり丸7年、本年10月13日に1000回記念公演が資生堂花椿ホールで開催される。
天童氏は同プロジェクトのプロデューサー兼ディレクターとして、すべての回に立会い聴き続けてきた。これまでに参加した詩人は約150名にものぼる。今回の記念公演には、天沢退二郎氏、稲葉真弓氏、高橋睦郎氏など日本を代表する詩人・作家をはじめ24名が参加し、ひとり10分間、自作詩を「聲」にのせる。先ごろ、萩原朔太郎賞を受賞した美術評論家・建畠晢氏の参加も決定している。
現在、観覧予約を受付中。リレー形式の約4時間、「コトバと聲との饗宴」をお見逃しなく。
Projet「La Voix des Poètes(詩人の聲)」1000回記念公演
【参加詩人】 天沢退二郎、筏丸けいこ、稲葉真弓、岩崎迪子、禿慶子、北原千代、作田教子、柴田友理、白石かずこ、神泉薫、杉原梨江子、高野民雄、高橋睦郎、竹内美智代、建畠晢、田中健太郎、田中庸介、長谷川忍、原田道子、福田知子、細田傳造、峰岸了子、紫圭子、森川雅美(50音順、敬称略)
【日時】 2013年10月13日(日) 開場 12:30 開演 13:00
【会場】 資生堂花椿ホール(東京都中央区銀座7-5-5資生堂銀座ビル3階)
【料金】 当日一般6000円(予約5500円)、学生3000円
【申込・問合せ先】 同公演実行委員会(北十字舎内)☎03-5982-1834 fax 03-5982-1797、またはメール(tendotaijinbureau@mbi.nifty.com)へ
「新美術新聞」2013年9月21日号(第1323号)11面より