東京国立博物館 特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」にて特別夜間開館
洛中洛外図3Dプロジェクションマッピング
東京国立博物館では10月16日(木)・17日(金)の18時~21時に特別夜間開館を予定したが、台風26号の影響で一部変更を余儀なくされた。平成館での特別展「京都―洛中洛外図と障壁画の美」入場+東洋館の外壁幅約80メートルに投影される洛中洛外図3Dプロジェクションマッピングの鑑賞(マッピング映像約8分30秒DVD付2,400円)を楽しめたはずが、台風のため16日のプロジェクションマッピングの上映は叶わなかった。
17日一晩限りの上映となったが、予想に違わず、時空を超えた破天荒な展開の映像とテンポのよい大音響が上野の山にこだまし鑑賞者を釘付けにした。17日は展覧会鑑賞時間も延長され異例の22時30分までの開館となった。2日間のチケット予約販売は展示の重文「洛中洛外図屏風 舟木本」(東京国立博物館蔵)に描かれた京の人々の人数にちなみ2,728枚の限定数。
プロジェクションマッピングは、昨年12月の東京駅丸の内駅舎のマッピング「TOKYO HIKARI VISION」で話題となったクリエーター村松亮太郎氏(42歳)が手がけた。「洛中洛外図屏風 舟木本」に描かれた400年前の京を「空間」として表現したというもの。
【関連リンク】