総合テーマは「トゥルー・カラーズ」
写真と映像を専門に紹介する東京都写真美術館の第6回恵 比 寿 映 像 祭の総合テーマが「トゥルー・カラーズ」と決まり、その概要が発表された。恵比寿映像際は展示、上映、ライヴ・パフォーマンスなどが複合的に構成する、映像とアートの国際フェスティバル。
メインとなる展示では、館の全展示室が会場。様々な映像表現が映し出す現代、その文化的、社会的な多様性に目を向けて紹介する。自然環境、地域の歴史、伝統そして文化の多様性、グローバル化する情報、コンテンツで広がる世界……。
[出品予定作家]
朝海陽子、分藤大翼、下道基行(日本)
キム・スージャ(韓国)
ジョウシン・アーサー・リュウ(台湾)
シトー・ジェーラチ(ロシア)
シャジア・シカンダー(パキスタン)
タリン・ギル&ピラー・マタ・デュポン(オーストラリア)
ナパルティ・アワンガa.k.aオムレオ(インドネシア)
ハッサン・カーン(エジプト)
カミーユ・アンロ(フランス)
アンリ・サラ(アルバニア)
アークティック・パースペクティヴ・イニシアティヴ[マルコ・ペリマン、マシュー・ビーダーマン](カナダ、アメリカ、スロヴェニア)
西京人[小澤剛、チェン・シャオシェン、ギムホンソック](日本・中国・韓国)ほか
上映プログラムでは、アジア11の国・地域の現代美術作家の短編作品や活躍目覚ましい映画監督の特集上映を行う。日本の藤幡正樹、ケント・マッケンジー(米国)、宋冬(中国)、キム・キラ(韓国)など注目される作家が多い。
ほかにオフサイト展示、その他の企画プログラムとしてシンポジウム、レクチャー、ラウンジ・トーク(一部有料)などを予定。
第6回恵比寿映像祭
【会期】 2014年2月7日(金)~23日(日)
【会場】 東京都写真美術館全フロア(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)☎03-3280-0099/恵比寿ガーデンプレイスセンター広場ほか
【開館】 10時~20時(最終日のみ18時まで)
【休館】 2月10日(月)・17日(月)
【料金】 無料※定員制の上映プログラム、イベントは有料
【関連リンク】 恵比寿映像祭
「新美術新聞」2013年11月11日号(第1328号)2面より