アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル「文化庁メディア芸術祭」。第17回は、過去最多となる世界84の国と地域からの2,347点を含む合計4,347点が寄せられた。
アート部門は、植松由佳(国立国際美術館主任研究員)、岡部あおみ(美術評論家)、後々田寿徳(キュレーター/梅香堂オーナー)、高谷史郎(アーティスト)、三輪眞弘(作曲家/情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授)の各氏が審査に当たり、2,482点の応募の中から、大賞(副賞60万円)にカールステン・ニコライ氏(1965年旧東ドイツ生まれ)の「crt mgn」(メディアインスタレーション)の1作品、優秀賞(副賞30万円)に三原聡一郎氏(1980年東京都生まれ)の「 を超える為の余白」(メディアインスタレーション)、ジェームズ・ブライドル氏(イギリス)の「Dronestagram」、3人で構成される劇作家・演出家チーム「リミニ・プロトコル」の「Situation Rooms」(インタラクティブアート)、ベネディクト・グロース氏(ドイツ)の「The Big Atlas of LA Pools」(データアート)の4作品のほか、新人賞3作品が選ばれた。
受賞作品展は2月に東京・六本木の国立新美術館を中心に開催。受賞作品の展示・上映のほか、シンポジウム等の関連イベントも実施される。
第17回文化庁メディア芸術祭
【会期】 2014年2月5日(水)~16日(日)
【会場】
<メイン会場>国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)☎03―5459―4755
【休館】 2月12日(水)
【開場時間】 10:00~18:00(金曜は10:00~20:00、入館は閉館30分前まで)
<サテライト会場> 東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)、シネマート六本木(東京都港区六本木3-8-15)、スーパー・デラックス(東京都港区西麻布3-1-25 B1F)
※休館日、開館時間は会場によって異なる
【料金】無料
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