「新美術新聞」2014年2月1日号（第1334号）を発行しました。

1面トップは「日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画」（東京都美術館）。日本美術院の再興100年を記念して開催される今展は、まさに「世紀の」と形容するに相応しい名品ばかりを集めた特別展です。前史としての狩野芳崖、橋本雅邦から前期院展の横山大観、菱田春草、下村観山ら、再興以降の安田靫彦、小林古径、前田青邨、奥村土牛、小倉遊亀、そして平山郁夫、岩橋英遠、松尾敏男、下田義寛、田渕俊夫まで約120点の作品から日本美術院130年の活動を振り返ります。寄稿は東京藝術大学大学美術館准教授の古田亮さんです。

◆2014年2月1日号のラインナップ

【展覧会紹介】

日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画（東京都美術館／寄稿＝東京藝術大学大学美術館 准教授・古田亮さん）、あなたの肖像―工藤哲巳回顧展（東京国立近代美術館／寄稿=国立国際美術館副館長・島敦彦さん）、国宝「紅白梅図屏風」と所蔵名品展（MOA美術館）、染色芸術の世界 鶴巻鶴一と中堂憲一（京都工芸繊維大学美術工芸資料館）、草創期の作家達六人展（染・清流館）ほか

【インタビュー】

〈青春プレイバック〉田中良（洋画家・二科会理事長） 「北の大地に佇み、凍える手で筆を握る」

〈フェイス21世紀〉石井亨「“平成の浮世絵”を目指して」

【美術界ニュース】

「2013年展覧会入場者数ベスト20」、「文化庁と観光庁、2020年東京五輪に向けた文化プログラムの包括的連携協定を締結」、「第24回タカシマヤ美術賞・団体助成決まる」、「都美×東京藝大『とびらプロジェクト』フォーラム2月16日に開催」ほか

【好評連載】

現在通信 From NEW YORK＝富井玲子　街角アート＝星野清一

【コラム・寄稿】

日々好日＝池川直（彫刻家）　画材考＝樺山祐和（洋画家）
【グラフ】

第52回 群炎展、第43回 全陶展、第39回 現創展　ほか

【美術館ギャラリーガイド】　2014年2月展覧会スケジュール一覧

＊毎月1日号は読者プレゼントも実施。どうぞお見逃しなく！

「新美術新聞」情報　http://www.art-annual.jp/news-paper/