テーマは「動け、カラダ!」
今年で5回目を迎えるアートの祭典「六本木アートナイト」のプログラムが発表され、徐々に具体的な姿が見えてきた。
アーティスティックディレクターに昨年同様、日比野克彦氏(東京藝術大学教授)を迎える今年のアートナイト。「動け、カラダ!」をテーマに「アートの持つ身体性」に目を向け、アート作品の展示のほかに参加型パレードや体験型アート、パフォーマンス、フードプログラムなどのコンテンツを街中に登場させる。
広域プログラムではアーティストの西尾美也氏が古着を再利用した巨大なパッチワークのアート作品を制作するプロジェクト「カラダひとつプロジェクト」(仮)やダンサー・振付家の伊藤キム氏監修のもと一般公募の参加者によるダンスパフォーマンスを取り入れた六本木パレード「ふわりたい ながれたい つなぎたい」が行われる。
また今回のテーマにふさわしい「スポーツ」と「アート」と融合させたプロジェクトも開催。サッカーとアートを組み合わせた「マッチフラッグプロジェクト」ではワールドカップ開催を前に、対戦国と日本の国旗をモチーフとした大きなフラッグを制作する。また「ヒビノカップ in 六本木」ではサッカーボールやゴール、ユニフォームを全て手作りし、完成したそれらを使って、子供も大人も入り混じってのサッカー大会が行われる。
そのほか「六本木ヒルズ展望台東京シティビュー」オールナイト開館や森美術館、サントリー美術館、国立新美術館、東京ミッドタウンを舞台にワークショップやトークショーなど数多くのイベントが予定されている。
【日時】 4月19 日(土)10:00~4月20日(日)18:00
【コアタイム】 4月19日(土)18:17《日没》 ~ 4 月20 日(日)5:03《日の出》
【会場】 六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、 21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
【料金】 無料(但し、一部のプログラムおよび美術館企画展は有料)
【関連リンク】 六本木アートナイト2014
「新美術新聞」2014年4月1日号(第1340号)2面より