奈良大和路を約半世紀にわたって撮り続けた写真家・入江泰吉(1905~1992)の業績を顕彰するため、同氏の出身地である奈良市が「入江泰吉記念写真賞」を創設した。「日本の<美、心、人>」をキーワードに、隔年開催する。
【応募資格】 プロ・アマチュア、年齢・国籍は不問
【テーマ】 自身の感性でとらえた心象を大切にしながら撮り続けてきた写真家・入江泰吉のイメージを受け、「あなたが伝えたい<日本の美や心、人々の営み>」を表現した作品
【応募規定】
・応募作品は1人1点。
・モノクロ・カラー写真を問わず、作品は1テーマ10枚以上30枚以下で構成される組写真(プリント)1点
・フィルム(銀塩)写真・デジタル写真は不問。台紙貼り、加工・合成等の処理を施したものは不可。
・プリントサイズは六ッ切~ワイド四ッ切まで、またはA4サイズ。プリント以外は審査対象外。
・応募作品に主題と400字以内の解説原稿を添付する。
【応募期間】 2014年3月1日(土)~11月30日(日)必着
【出品料】 無料
【各賞】 入江泰吉記念写真賞1名(賞状・副賞100万円)、入江泰吉記念写真奨励賞1名(賞状・副賞 30万円)、日本経済新聞社賞1名(賞状・楯)
【審査員】
河瀨直美(映画作家)
齋藤康一(写真家)
鈴木健(日本経済新聞社大阪本社編集局写真部長)
百々新(写真家)
山崎しげ子(文筆家)
矢野建彦(入江泰吉記念写真賞実行委員会会長、写真家)
【展覧会】
2015年3月から入江泰吉記念奈良市写真美術館にて開催、4月以降、日本経済新聞社東京・大阪各本社内展示場など大都市を巡回。
【問い合わせ】 入江泰吉記念奈良市写真美術館☎0742-22-9811
【関連リンク】 奈良市「第1回入江泰吉記念写真賞 作品募集」
「新美術新聞」2014年4月12日号(第1342号)3面より