公募展発祥の地・東京都美術館では、その歴史の継承と発展、活動の活性化などを目的に、公募団体と連携する「連携展」を2012年に開始した。美術部門では、この「公募団体ベストセレクション美術」が新たに始まり、全国から選抜された27団体より、「今年の一押し作家」が一挙に紹介される。
本年は151名による163点の作品が出品。多彩なジャンルを横断的に見ていけば、公募展文化の「今」、そしてそのエッセンスを楽しむことができるだろう。なお、5月4日(日・祝)・10日(土)・18日(日)・24日(土)の午後1時からは、アーティスト・トークを予定。様々な作家の語る自作への思いから、公募団体の多様性に触れてほしい。
【会期】 2014年5月4日(日・祝)~27日(火)
【会場】 東京都美術館公募展示室ロビー階第1・第2、ギャラリーA・B・C(東京都台東区上野公園8―36)☎03―3823―6921
【休室】 5月7日(水)、19日(月)
【開室時間】 9:30~17:30(金曜のみ20:00まで、入室は閉室30分前まで)
【料金】 一般1000円 団体(20名以上)900円 65歳以上700円 学生以下無料
【関連リンク】 東京都美術館
参加団体 (50音順)
一陽会、一水会、旺玄会、行動美術協会、光風会、国画会、示現会、自由美術協会、主体美術協会、春陽会、新制作協会、水彩連盟、創画会、創元会、東光会、独立美術協会、二科会、二紀会、日洋会、日展、日本水彩画会、日本彫刻会、日本版画協会、日本美術院、白日会、美術文化協会、モダンアート協会
「新美術新聞」2014年4月1日号(第1340号)2面より