【ニュース】 長谷川祐子氏 滋賀県顧問に就任

2014年04月17日 13:01 カテゴリ:最新のニュース

 

4/1 新生美術館整備担当として

 

長谷川祐子氏

長谷川祐子氏

滋賀県総合政策部「美の滋賀」発信推進室は、現在の県立近代美術館が新たな美術館として再スタートする新生美術館(平成30~31年度)の整備に向けて東京都現代美術館チーフキュレーター、多摩美術大学芸術学科教授である長谷川祐子氏が4月1日から滋賀県顧問(新生美術館整備担当)に就任する、と発表した。

 

同氏はこれまでに、平成23年度の「美の滋賀」発信懇話会、平成24年度の新生美術館基本計画 検討委員会委員、平成25年度からは新生美術館基本計画懇話会委員として、継続して新生美術館整備の議論に加わり、これから滋賀を世界に発信出来る人材と期待するとされた。

 

滋賀県では、これまでの「美の滋賀」発信推進室を文化振興課に統合し、「美の滋賀」づくりを県の文化振興施策と一本化して総合的な文化政策を展開するという。本格化する新生美術館の準備対応のため同課内に「新生美術館整備室」を設置するものだ。

 

長谷川氏は京都大学法学部卒。東京藝術大学大学院修士課程修了。水戸芸術館学芸員、世田谷美術館学芸員、金沢21世紀美術館学芸課長、同芸術監督などを歴任。主な活動歴として第7回イスタンブールビエンナーレ総合コミッショナー(2001年)、第50回ヴェニス・ビエンナーレ・日本館コミッショナー(03年)、第11回シャルジャ・ビエンナーレ・キュレーターなどを務めている。

 

 「新美術新聞」2014年4月21日号(第1342号)3面より

 


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