資生堂ギャラリーによる新進アーティスト公募プログラム「shiseido art egg」第9回展の応募受付が、6月1日(日)より開始される。
同公募では応募作家の活動履歴をまとめたポートフォリオと展示プランより、作品のクオリティー、活動理念、「資生堂ギャラリーの空間でなにをどのように表現しようとしているのか」を評価のポイントとして審査を行い、3名(組)のアーティストを選出。選出されたアーティストには制作補助金として30万円が授与され、ギャラリー学芸員や専門の展示スタッフの協力、展覧会記録カタログの作成等、様々なサポートを含む展覧会の機会が与えられる。展覧会終了後には多様な分野で活躍する3名の審査員によって「shiseido art egg賞」が選出され、賞金20万円が贈呈される。
今年1月から3月まで開催された第8回展では、入選作家の加納俊輔(1983年大阪府生まれ、京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科修了)、今井俊介(1978年福井県生まれ、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了)、古橋まどか(1983年長野県生まれ、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート美術修士課程修了)の3作家がそれぞれ個展を開催。堀江敏幸(作家、フランス文学者)、三田村光土里(美術家)、山本直彰(画家)の3氏による審査の結果、「絵画」としては2010年以来の入選を果たした今井俊介が「第8回 shiseido art egg賞」を受賞している。
【応募受付期間】
2014年6月1日(日)~15日(日)
【応募資格】
作品ジャンル、国籍、年齢不問(ただし、日本在住者に限る)。ユニットやグループなど複数名での応募も可。
【応募方法】
ポートフォリオ:A4ファイル1冊に以下の内容をまとめてレターパックにて送付
①所定の応募用紙 (ダウンロードはこちら)
A. エントリー用紙 B. 展覧会プラン記入用紙
②過去の作品写真や活動記録など
【審査員】
岡部あおみ (美術評論家/資生堂ギャラリーアドバイザー)
水沢勉 (神奈川県立近代美術館館長/資生堂ギャラリーアドバイザー)
資生堂ギャラリー学芸スタッフ
(敬称略・順不同)
【入選者発表】
8月上旬ウェブサイトにて発表
【ポートフォリオ送付先】
〒104-0061 東京都中央区銀座7―5-5
株式会社 資生堂 「資生堂ギャラリー公募展受付事務局」
※応募についての問合せは資生堂ギャラリー(☎03-3572-5120)まで。
【応募詳細】 資生堂ギャラリー「shiseido art egg」
「新美術新聞」2014年5月21日号(第1344号)3面より