若手アーティストの発掘・育成を目的とした「アートアワードトーキョー丸の内」、その8回目の受賞者が決定し、行幸地下ギャラリーで展覧会が行われた。大幅に審査員が入れ替わった今回、グランプリに輝いたのは谷中佑輔氏 (京都市立芸術大学大学院)。写真、木、発泡スチロールなどミクストメディアで制作した「山の振動」が選ばれた。
審査員賞受賞は次の7名。
【今村有策賞】 福本健一郎氏 (東京藝術大学大学院)
【神谷幸江賞】 齋藤杏奈氏 (女子美術大学大学院)
【後藤繁雄賞】 藤井マリー氏 (京都市立芸術大学大学院)
【小山登美夫賞】 佐々田美波氏 (京都市立芸術大学)
【高橋明也賞】 原田圭氏 (東京藝術大学大学院)
【建畠晢賞】 笹岡由梨子氏 (京都市立芸術大学大学院)
[ゲスト審査員]【倉本美津留賞】 北島麻里子氏 (東京造形大学)
また三菱地所賞には水野里奈氏(多摩美術大学大学院)、シュウ ウエムラ賞には朝倉優佳氏(女子美術大学大学院)、フランス大使館賞は崔 多情氏(京都造形芸術大学)、アッシュ・ペー・フランス賞は高山夏希氏(東京造形大学)、オーディエンス賞には杉浦由梨氏(愛知県立芸術大学)が選ばれた。
「新美術新聞」2014年6月1日号(第1345号)3面より