「新美術新聞」2014年6月1日号(第1345号)を発行しました。
1面トップでご紹介するのは、平成25年度文化勲章を受章したかな書の高木聖鶴による同章受賞記念展。作家の地元・岡山で開催される本展には、1950年、20代の日展初入選作品から日展内閣総理大臣賞、日本藝術院賞などの代表作から最新作まで計109点が展示されます。「仮名、漢字の別はない。私には書があるだけだ」と常に語り、書作に生を賭けた高木聖鶴。その歩みを回顧し、顕彰する展覧会です。美術評論家の菅原教夫さんにご寄稿いただきました。
◆2014年6月1日号のラインナップ
【展覧会紹介】
文化勲章受章記念 高木聖鶴展(岡山県立美術館/寄稿=美術評論家・菅原教夫さん)、上村松篁展(京都国立近代美術館)、鈴木竹柏小品展―日々是好日―(髙島屋日本橋店6階美術画廊)、松本勝日本画展―四季巡礼―(日本橋三越本店本館6階美術特選画廊)ほか
【インタビュー】
「東京美術倶楽部鑑定委員会に本年5月から工芸分野が発足」―部門統括副部長・中村純氏に聞く
〈青春プレイバック〉村田省蔵(洋画家) 「『風景の王道を』―日本人洋画家の気骨」
〈フェイス21世紀〉小林美佐子(版画家)「蠱惑するからだ こころの映し身」
【美術界ニュース】
「『国際博物館の日』シンポジウム開かれる」、「文化政策部会長に熊倉純子氏を選任」、「京都美術工芸大学『東山キャンパス』新設へ」ほか
【好評連載】
現在通信 From NEW YORK=富井玲子「メニル・コレクション」
街角アート=星野清一「作曲家と肖像」
【コラム・寄稿】
日々好日=田中良(洋画家)「北辺に学ぶ」
画材考=肥沼守(洋画家)「フレスコ画の魅力、ストラッポのこと」
【グラフ】
第18回 日仏現代国際美術展2014、第62回 光陽展 ほか
【美術館ギャラリーガイド】 2014年6月展覧会スケジュール一覧
*毎月1日号は読者プレゼントも実施。どうぞお見逃しなく!
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/