【新美術新聞・最新号】 2012年8月21日号発行のお知らせ

2012年08月10日 18:07 カテゴリ:最新のニュース

 

「新美術新聞」2012年8月21日号を発行しました。

1面トップでは、ポーラ美術館開館10周年記念展「コレクター鈴木常司 美へのまなざし 第Ⅰ期 ピカソとポーラ美術館の絵画」をご紹介しています。ポーラ創業家2代目で、同美術館のコレクションのほぼ全体をひとりで収集した鈴木常司氏(1930~2000)。本展では、その人間像とコレクションの特徴に迫っています。稀代の名コレクターであった鈴木常司氏は、複数の作家のさまざまな年代や様式の作品に注目し、その造形思考のプロセスを辿れるような収集を行っています。なぜ名品1点主義ではなく、複数の作品から造形思考を探求したのか?荒屋鋪透・ポーラ美術館館長が語っています。 

 

毎月連載のインタビューコーナー「ときの人」。今回は、アンリ・ルソー作品をめぐるミステリー小説『楽園のカンヴァス』で、第25回山本周五郎賞を受賞した小説家・原田マハさんです。原田さんのエネルギッシュな活動、ルソー、そしてアートへの思いを語っていただきました。

 

5~8面は、毎回好評をいただいている「2012年度下半期展覧会カレンダー」です。全国の美術館博物館、画廊、百貨店を対象に、2012年9月から2013年3月に始まる展覧会を一覧にしました。また今回は、今期の大型企画展の中でも特に編集部が注目する展覧会について、主催する新聞社ごとに特集し、みどころを紹介しています。朝日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、それぞれのカラーの違いも感じられるはずです。

 

 

◆2012年8月21日合併号のラインナップ
  
【展覧会紹介】 コレクター鈴木常司 美へのまなざし 第Ⅰ期 ピカソとポーラ美術館の絵画(ポーラ美術館)、福井爽人展(北海道立旭川美術館)、第6回個の地平(髙島屋)、荒谷直之介展(佐倉市立美術館)

 

【インタビュー】 原田マハ(小説家)「ルソーの題材に満を持してのアート・ミステリー」 

 

【特集】 2012年度下半期展覧会カレンダー

 

【美術界ニュース】 「国立西洋美術館に「橋本コレクション」の指輪類805点一括寄贈へ」 

 

 

【好評連載】 通信アジア=黒田雷児、アートマーケット情報=桂木紫穂
【コラム・寄稿】 日々好日=藤田新(美術家) 「Art&Life:生きるための家展」=真室佳武(東京都美術館館長) 「青山杉雨の眼と書」展に寄せて=樽本樹邨、髙木聖雨 

 

【グラフ特集】  第64回毎日書道展

  
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/

 


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