「新美術新聞」2014年6月21日号(第1347号)を発行しました。
今号では、今年度開催される展覧会の中でもひと際注目を集める東京国立博物館「台北 國立故宮博物院―神品至宝―」を1面トップでご紹介。宋・元・明・清の皇帝コレクションを基盤に70万件に及ぶ収蔵品を誇る台北の故宮博物院の名品中の名品が来日します。西欧ではこれまでも大規模な名品展は開催されてきましたが、今回はアジアで初の大規模展覧会。玉や青銅器など代々の統治者が収集、継承してきた礼器や日本では見ることのない宋・元時代の書画など、まさに「美術品を超えた」品々は必見です。ご寄稿は東京国立博物館学芸研究部列品管理課長の富田淳さん。
◆2014年6月21日号のラインナップ
【展覧会紹介】
「特別展 台北 國立故宮博物院―神品至宝―」(東京国立博物館 平成館/寄稿=東京国立博物館学芸研究部列品管理課長・富田淳)、「文化功労者・日本藝術院会員 今井政之展」(あべのハルカス近鉄本店タワー館11階美術画廊)、「古希記念・こころの書 星弘道 近作書展」(日本橋髙島屋6階美術画廊)、「第二回 無窮の會(日本橋三越本店本館6階美術特選画廊)ほか
【特別インタビュー】
「平松礼二展 睡蓮画・モネへのオマージュ」がベルリン国立アジア美術館にて開催
日本画は世界に通用しうるのか―日本画家・平松礼二に思いを聞く
【美術界ニュース】
「旧松方コレクションから売却のマネ作品が再発見」、「文化関係資料のアーカイブに関する有識者会議第1回開かれる」、「第9回前田寛治大賞展」ほか
【好評連載】
通信アジア=南條史生「香港とタスマニア」
【コラム・寄稿】
日々好日=米田和秀(洋画家、独立美術協会委員)
【グラフ】
2014 春季二科展、第91回 春陽展、第88回 国展ほか
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/
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