「自由の精神の徹底」、「創造性の奨励」、「国際的視野に立っての展開」、「実用的合理性の重視」、「総合のための分化と境界領域の開拓」という5つのフィロソフィーを教育の柱に、芸術の総合大学として多彩な人材を育成・輩出してきた大阪芸術大学(理事長・学長・学院長:塚本邦彦)のAO入試エントリー(2期)が開始された。
同大学で学ぶことが出来るのは、造形系(美術学科、デザイン学科、工芸学科、建築学科、写真学科)、メディア系(映像学科、キャラクター造形学科、文芸学科、放送学科、芸術計画学科、舞台芸術学科)、音楽系(音楽学科、演奏学科)、教育系(初等芸術教育学科)という4つの学問分野、14学科。学生が複眼的な思考を持ち、自身の感性を磨き、表現者としてあらゆる芸術分野のなかで刺激を受けることが出来る環境が整えられている。
美術学科・油画コースで教鞭をとる絹谷幸二教授は
「芸術というものが華やかに花咲かないと、国が、町が、あるいは人自体が進取の気性を失い、衰退してしまいます。そのような中で、大阪芸術大学はマンネリに陥らず、キャンパスには常に新鮮な風が流れており、その自由な気風こそが新しい芸術家を作り出していく。美術学科でも、近年は全関西美術展で入賞したり、私が所属する独立展への出品者が増えてきたり、各コースが活性化しています。非常に元気のいいユニークな大学です。新進気鋭の皆さんがどんどん受験してきてくれることを望んでいます。」と語る。
同大学のAO入試は、従来の入学試験のように専門試験の完成度や学力試験の得点のみで評価する方法とは異なり、各学科が実施する体験授業(2日間)への参加を通じて、大学の教育方針や授業内容を理解し、受験者の学習目標と大学が求める人材をお互いが理解し、評価し合うというもの。第2期エントリー締切は9月17日(水)(郵便局消印有効)。AO入試以外にも、推薦入学試験(自己推薦制)、スポーツ推薦入学試験(専願制)、一般入学試験、大学入試センター試験利用入学試験などが用意されている。
入試に関する詳細は大阪芸術大学ウェブサイトを参照のこと。
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