永遠に変容する映像―インスタレーション作品「Infinity of Flowers」
プログラマ、エンジニア、数学者など様々なスペシャリストからなるウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」がグッチ新宿でインスタレーション作品「Infinity of Flowers」を発表する。
同作は東京に咲く花々をモチーフにした参加型のデジタルインスタレーション。作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けており、あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。花は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて、散り、枯れて、消えていく。その誕生と死滅の繰り返しが映し出され、鑑賞者が花々に触れると、花々はいっせいに舞う。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、永遠と変容し続けるため、2度と同じ瞬間を見ることができない作品となっている。
また店舗1階の入口のショーウィンドウにある「インタラクティブスクリーン」でも同作が映し出される。
なお、チームラボは今後10月に開幕する「国東半島芸術祭」の真玉プロジェクトにおいても「花」をモチーフにした作品「花と人、コントロールできないけれども、共に生きる- Kunisaki Peninsula」を発表予定となっている。(※関連記事あり)
【期間】9月13日(土)~28日(日)
【会場】グッチ新宿3階イベントスペース(東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル)
【開館時間】11:00~20:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】無料