第26回「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞した建築家スティーブン・ホール氏(1947年アメリカ・ブレマートン生まれ)による受賞記念講演会が、10月16日、東京都港区の鹿島KIビルにて開催される。主催は公益財団法人 日本美術協会。
ホール氏は、光や色彩による空間の「体験」と、その土地ごとの歴史や文化を融合させた作品で世界的に高い評価を受けており、代表的な作品としてヘルシンキの『キアズマ現代美術館』(1998)、『MITシモンズ・ホール(学生寮)』(2002)などが知られている。また、日本との縁も深く、磯崎新氏の招きで手掛けた福岡市の集合住宅『ネクサスワールド・スティーヴン・ホール棟』(1991)は、初の海外作品となった記念すべき建築。23年を経た今でもファサードやエントランスの美しさは変わらず、同建築には世界から見学者が絶えない。
近年は、北京の『リンクト・ハイブリッド』(2009)など、大規模な都市開発のプロジェクトも手掛けているホール氏の、色彩と空間の世界に迫る。
参加希望者は郵便はがきに「スティーブン・ホール建築講演会参加希望」と記載の上、①郵便番号、②住所、③氏名、④電話番号、⑤職業または所属、⑥年齢、⑦同行者の有無(ある場合は人数)を明記して、下記宛先まで郵送のこと。定員は300面。応募多数の場合は抽選となる。9月29日(月)必着。
〒102-0082
東京都千代田区一番町4-22 プレイアデ一番町301
(株)ピィバイピィ内
世界文化賞 建築講演会HP係
受賞記念建築講演会2014「スティーブン・ホール 建築を語る」
【日時】 10月16日(木) 16:00~17:30(開場15:30)
【会場】 鹿島KIビル 大会議室(東京都港区赤坂6-5-30)
【問合せ】 世界文化賞建築講演会係(TEL:03-3237-7424)
【関連リンク】 「高松宮殿下記念世界文化賞」公式ウェブサイト
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