【新美術新聞・最新号】 2014年10月1日号発行のお知らせ

2014年09月27日 14:36 カテゴリ:最新のニュース

 

「新美術新聞」2014年10月1日号(第1356号)を発行しました。

 

1面トップは、ブリヂストン美術館にて10月8日より開催される「ウィレム・デ・クーニング展」。デ・クーニング(1904~97)は、ジャクソン・ポロックと並ぶ「アクション・ペインティング」の代表的画家として、第二次世界大戦後に開花した「抽象表現主義」を先導した画家の一人です。その作品は、具象と抽象の狭間の表現と、激しい筆触を特色とし、以降の世代に多大な影響を与えました。そうした世界的評価の一方で、日本においては、複数の作品が展示された機会は数えるほどしかなく、美術館で個展を開催されたことはありませんでした。国内美術館初の個展となる今展では、デ・クーニングの有数のコレクションを誇るアメリカ、コロラド州のリョービ財団からの出品作を核に、国内の美術館が所蔵する作品など全35を展示。ブリヂストン美術館学芸課長の新畑泰秀さんに紹介のご寄稿をいただきました。

 

 

◆2014年10月1日号のラインナップ

 

【展覧会紹介】

「ウィレム・デ・クーニング展」(ブリヂストン美術館/寄稿:同館学芸課長・新畑泰秀)、「美術する身体 ピカソ、マティス、ウォーホル」(名古屋ボストン美術館/寄稿:同館館長・馬場駿吉)、「2014 東美アートフェア」(東京美術倶楽部)、「御所の花 安野光雄」(奈良県立万葉文華館/寄稿:同館学芸員・安永幸史)ほか

 

【インタビュー】

〈青春プレイバック〉山田彊一(現代美術作家) 「不撓不屈―名古屋の『ドン・キホーテ』」

〈フェイス21世紀〉川島優(日本画家)「心の内面、映すは『女性』」

 

【美術界ニュース】

「公益社団法人 日展副理事長 加藤種男氏に聞く」、「東京都庭園美術館リニューアルオープン」ほか

 

【好評連載】

現在通信 From NEW YORK=富井玲子「ポンジャ現懇10周年シンポ」

街角アート=星野清一「浅井忠を見る」

 

【コラム・寄稿】

日々好日=大森暁生(彫刻家)「嘘と創造」

画材考=加来万周(日本画家)「多機能な道具―リュック―」

 

【グラフ】

再興第99回 院展、第99回 二科展、第25回 明日の白日会展

 

【美術館ギャラリーガイド】

2014年10月展覧会スケジュール一覧

 

*毎月1日号は読者プレゼントも実施。どうぞお見逃しなく!

 

「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/

 


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