今年は「現代アート×伝統工芸」

京都国際マンガミュージアムにおけるプロジェクション・マッピング(2013年)

パリ市が毎秋行う一夜限りの現代アートの祭典「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」にちなみ、京都市とアンスティチュ・フランセ関西が2011年より開催している「ニュイ・ブランシュKYOTO」。その第4回目が10月4日(土)に京都市内各所で開催される。

今回は「現代アート×伝統工芸」をテーマに現代アートと伝統工芸がコラボレーション。伝統的な技や素材に、現代的な創造性とデザインを掛け合わせて再評価する試みだ。日本における伝統工芸の中心地であり、多くのアーティストが国際的に活躍する京都ならではの企画となっている。

今 貂子(舞踏家)　会場：アンスティチュ・フランセ関西
©Shimpei Murayama

京都国際マンガミュージアムでは高木正勝、江村耕市、Mathematic、他によるプロジェクション・マッピング、京都芸術センターでは板垣賢司(美術家)+ 森千裕(美術家)+ 横山裕一(マンガ家／美術家)+金氏徹平によるライブペインティングなどここでしか見ることができないプログラムが多数用意されている。

また今年は1992年に京都市山科区に設立されたフランス政府のアーティスト・イン・レジデンス「ヴィラ九条」がニュイ・ブランシュ当日に再オープン。フランスからはローラン・ファビウス外務大臣がオープニング・セレモニーに出席するなど祝祭感に溢れた一夜となる。なお今回は来年京都で開催される「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」も参加。PARASOPHIA事務局が普段のオフィスを開放し、これまでとこれからのPARASOPHIAの活動に関する映像や資料などを自由に閲覧できる機会を設ける。

■ニュイ･ブランシュ 特別プログラム会場

かみ添 / スフェラ / 清課堂ギャラリー/ Gallery C.A.J. / ホテル アンテルーム 京都 / 京都伝統工芸館 / 京都工芸繊維大学KYOTODesign Lab. アネックス（ににぎ） / 東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス（HAPS） /京都造形芸術大学 ARTZONE / 三条インテリアサロン+ 唐長11代目ギャラリー / KRP 町家スタジオ / 聖ヴィアトール北白川教会 / 五条の森の町家 / 愛染工房 / 京都デザインハウス / PARASOPHIA事務局 / カフェ・アンデパンダン

■ ニュイ・ブランシュ 参加ギャラリー

MORI YU GALLERY KYOTO / ART SPACESHIGEMATSU / eN arts / ギャラリー16 /ギャラリーギャラリー / ギャラリーギャラリ－EX / Gallery PARC / 同時代ギャラリー /MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERYpfs/w

【日時】10月4日 18:00～(会場によって異なる)

【料金】無料

【関連リンク】ニュイ・ブランシュ KYOTO 2014

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