京都市立芸術大学芸術資源研究センターシンポジウム
今年4月、学内外の芸術作品や各種資料などを芸術資源として包括的に捉えなおし、将来の新たな芸術創造につなげることを目的に発足した京都市立芸術大学芸術資源研究センターが国立新美術館の協力のもと、アート・アーカイブをテーマにしたシンポジウムを開催する。
同シンポジウムでは青木保国立新美術館館長による基調講演の他、大学と美術館でアーカイブの活動や研究に携わる専門家を招聘。その取組事例の発表とパネルディスカッションを通じて、近年重要性が高まっているアート・アーカイブの意義と役割について考察する。登壇者とプログラムは以下の通り。
基調講演(13:35~50)
「グローバル時代におけるアーカイブと美術館」青木保(国立新美術館館長)
事例発表(13:50~14:50)
「創造的誤読 -制作とアーカイブ」石原友明(京都市立芸術大学美術学部教授)
「美術作品の記録を残すということ -美術館アーカイブズの視点から」川口雅子(国立西洋美術館情報資料室長)
「美術館とアーカイブ -国立新美術館の事例」谷口英理(国立新美術館情報資料室アソシエイトフェロー)
「ファジーでフラジャイルであり続けること -慶應義塾大学アート・センターの取り組み」渡部葉子(慶應義塾大学アート・センター教授)
パネルディスカッション・質疑応答(15:10~16:55)
パネリスト:上記事例発表者、加治屋健司(京都市立芸術大学芸術資源研究センター准教授)
進行:林道郎(上智大学国際教養学部教授)
【日時】11月24日(月・祝) 13:30~17:00(13:00開場)
【会場】国立新美術館3階 講堂(東京都港区六本木7-22-2)
【定員】180名(参加無料・事前申込不要)
【問合せ】京都市立芸術大学芸術資源研究センター事務局 TEL 075-334-2231