平成26年度の文化勲章親授式が11月3日午前、皇居・宮殿で行われ、美術分野での受章となった洋画の野見山暁治氏ら出席した6名に文化勲章が授与された。
宮殿前での記念撮影では安倍晋三首相を中心に、左から本年のノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学教授・天野浩氏(54)、九州大学名誉教授で分子組織化学の国武豊喜氏(78)、東京藝術大学名誉教授の野見山暁治氏(93)、東京大学名誉教授で経済理論・経済学説史の根岸隆氏(81)、ノーベル物理学賞受賞でカリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏(60)、人形浄瑠璃文楽の竹本住大夫氏(90)。小説家・河野多惠子氏(88)は欠席した。
野見山氏は新美術新聞の取材に際して、「私は自己表現のために絵を描き続けてきただけなので、そのことを評価して頂いたことは大変ありがたい」と喜びを話している。
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(野見山氏のコメント全文を掲載)
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