【ニュース】さいたまトリエンナーレ2016 開催テーマ決定

2014年11月18日 17:00 カテゴリ:最新のニュース

 

テーマは「未来の発見!」

 

2016年8月より80日前後の会期で開催予定の「さいたまトリエンナーレ2016」のテーマが決定、公表された。

 

初回となる今回のテーマは「未来の発見!」。このテーマについて、ディレクターの芹沢高志氏は「衣、食、住、コミュニティ、緑、交通、福祉、歴史、風土といった生活に密着するサブテーマを設定し、こうした領域との関わりで優れた活動を展開するアーティストたちを招聘して、市民と協働するアートプロジェクトをなるべく多く実現したい。一言で言えば、市民がアーティストと協働して、自分たちの未来を探していく試みである」とし、また「混迷を深める現代社会。私たちには自分たちの未来が見えにくくなっている。だからこそ、さいたまトリエンナーレ2016は、今を生きる市民がアーティストとともに、過去、現在から学びつつ『こんな未来があっても良い』と、自らの夢を描き出す祭典として位置づけたい。アートのための祭典ではなく、市民の想像力の祭典であり、そうした姿勢を鮮明に打ち出せば、国内外の同時代を生きる多くの市民たちの、深い共感を得るものと確信する」としている。

 

同トリエンナーレは総合アドバイザーに加藤種男(公益社団法人企業メセナ協議会専務理事)、プロジェクトディレクターに伊藤忍(P3 art and enviroment プロジェクトディレクター)、日沼禎子(女子美術大学准教授)、三浦匡史(NPO法人都市づくりNPOさいたま理事・事務局長)、森真理子(一般社団法人torindo 代表理事)が企画スタッフを務める。

 

事業構想は「アートプロジェクト」、「市民プロジェクト 」、「連携プロジェクト」、「関連イベント」、「さいたまスタディーズ」の5つから構成。開催場所について具体的な案は不明だが、拠点エリアを3地区程度設定し、主に鉄道駅周辺の様々な遊休施設や公共空間が活用される予定。

 

【関連リンク】さいたまトリエンナーレ

 


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