既成の美術団体の枠を越え、21 世紀にふさわしい清新ではつらつとした絵画作品を公募する「上野の森美術館絵画大賞」。その33回目の要項が発表された。今回の審査員は岡村桂三郎、千住博、土屋禮一、福田美蘭、保科豊巳、山本文彦、水野政一の7氏。賞は上野の森美術館絵画大賞(1点)に賞牌と賞金100万円が、優秀賞(数点)に賞牌と賞金50万円が贈られる。また受賞作品は上野の森美術館が上記賞金で買い上げ、受賞者による入賞者展を受賞の翌年(2016年)に、絵画大賞受賞者の個展を受賞の翌々年(17 年)に開催する。
出品規定は日本画、油絵、水彩画、アクリル画、版画などの絵画作品。過去2年間に制作されたもので、公募展(選外含まず)未発表のもの。サイズはM50号以上、S100号以下(版画についてはS100号以内で、下限なし)。
出品点数は1 人3点までで、手数料は1点15,000円、2点20,000円、3点25,000円。事前申込み不要。指定の出品用紙に必要事項を記入の上、作品と出品手数料を添えて上野の森美術館へ直接搬入のこと。搬入期間は15 年1月30日(金)、31日(土)の10時~16時30分。
展覧会は同館にて前期:15年4月29日(水・祝)〜5月4日(月・祝)、後期:5月5日(火・祝)〜10日(日)の2期に分けて開催。また受賞・賞候補作品と関西地区在住作家の入選作品は関西展が5月26日(火)~31日(日)の会期で京都府京都文化博物館にて開催予定。
【問合せ】上野の森美術館 上野の森美術館大賞展係 TEL 03-3833-4191
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