「新美術新聞」2014年12月1・11日合併号(第1362号)を発行しました。
1面トップでは、山種美術館で11月22日より始まった特別展「没後15年記念 東山魁夷と日本の四季」をご紹介しています。今展は「日本の四季」をテーマに、「昭和の国民画家」と称された魁夷の画業を振り返る展覧会。日本や世界各地の風景を描いた初期の作品から、同館初代館長の山﨑種二氏が、アトリエに足繁く通い制作を依頼した幅9mに及ぶ大作「満ち来る潮」をはじめとする、日本の伝統的なやまと絵に見られる自然美と装飾美を併せ持った昭和40年代以降の表現まで、所蔵の著名画家たちの作品とともに、より広い見地から魁夷の画業を楽しむことが出来ます。ご寄稿は、同館館長の山﨑妙子氏。
◆2014年12月1・11日合併号のラインナップ
【展覧会紹介】
「没後15年記念 東山魁夷と日本の四季」(山種美術館/寄稿:山種美術館館長・山﨑妙子)、「福屋創業85周年記念 今井珠泉 日本画展」(福屋八丁堀本店7階美術画廊)、「川﨑鈴彦展」(佐久市立近代美術館 油井一二記念館/寄稿:佐久市立近代美術館 油井一二記念館学芸員・工藤美幸)、「クリエイションの未来展第2回 宮田亮平展―海へ―」(LIXILギャラリー)ほか
【インタビュー】
〈青春プレイバック〉櫻井孝美(洋画家) 「身近なものへの思いを筆に託す」
〈フェイス21世紀〉田中里奈(版画家)「「動物」に魅せられて」
【美術界ニュース】
[第2回 シンポジウム「五輪の年には文化省」開催]、[ブリヂストン美術館「ベスト・オブ・ザ・ベスト」]、[公募 日本の絵画2014 大賞に中村紘子《白昼夢》」ほか
【好評連載】
現在通信 From NEW YORK=富井玲子「クールジャパンとしての巴水展」
街角アート=星野清一「竹と羅漢と「うつろひ」と」
【コラム・寄稿】
日々好日=佐々木里加(洋画家)「我思故脳在」
画材考=古澤洋子(日本画家)「46億年の師―地球とそこに生きる生命」
【グラフ】
改組 新 第1回日展
【美術館ギャラリーガイド】
2014年12月展覧会スケジュール一覧
*毎月1日号は読者プレゼントも実施。どうぞお見逃しなく!
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/