「新美術新聞」2015年1月1・11日合併号(第1364号)を発行しました。
2015年第1号となる今号の1面トップは、2014年11月に満100歳を迎えた日本美術院の重鎮・郷倉和子氏の個展「-百壽記念 梅花の調べ-郷倉和子 日本画展」。長年のテーマ画ある「梅」を様々なモチーフと組合わせた最近作をはじめ、近年の院展出品作、闊達の筆致で描かれた書作まで30余点の展観となる今展。その作品の魅力と展覧会の見どころを、美術評論家・川口直宜氏のご寄稿を通じて紹介します。その他、名古屋ボストン美術館「華麗なるジャポニスム展」や東京国立博物館「博物館に初もうで」など、新年を晴れやかに彩る数々の展覧会をお伝えします。
◆2015年1月1・11日合併号のラインナップ
【特集「17th DOMANI・明日展」】
出品作家インタビュー=入江明日香、奥谷太一、岩崎貴宏
エッセイ=本江邦夫「ワイヤーと釘」
【展覧会紹介】
「郷倉和子 日本画展」(日本橋三越本店本館6階美術特選画廊/寄稿:美術評論家・川口直宜)、「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展 印象派を魅了した日本の美」(名古屋ボストン美術館/寄稿:名古屋ボストン美術館学芸員・鏡味千佳)、「博物館に初もうで」(東京国立博物館/寄稿:東京国立博物館 絵画・彫刻室主任研究員・山下善也)、「珠玉の仏教美術」(奈良国立博物館/奈良国立博物館 教育室長・岩井共二)ほか
【インタビュー】
〈青春プレイバック〉福田千惠(日本画家) 「いのちへのまなざし―描くことは献花のように」
〈フェイス21世紀〉須永有(画家)「思索のタブロー 選択のかたち」
【美術界ニュース】
[第6回 日中韓文化大臣会合 横浜で開催]、[FACE展2015 損保ジャパン日本興亜美術賞展 グランプリに宮里紘規]、[菊池寛実記念 智美術館、工芸への新たな試み「菊池寛実賞 工芸の現在」展開催」ほか
【好評連載】
現在通信 From NEW YORK=富井玲子「セザンヌ二題」
街角アート=星野清一「簡潔であること」
【コラム・寄稿】
年頭に際して=淺木正勝(全国美術商連合会会長・東京美術倶楽部代表取締役会長)「美術力」信じて立ち向かう
日々好日=三瀬夏之介(美術家)「とうほくをひらく」
画材考=金井訓志(洋画家)「溝引き定規」
【グラフ】
第40回記念 国際美術大賞展、第41回 れん展、第37回 白亜展ほか
【美術館ギャラリーガイド】
2015年1月展覧会スケジュール一覧
*毎月1日号は読者プレゼントも実施。どうぞお見逃しなく!
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/