【展覧会】「菊池寛実賞 工芸の現在」展、菊池寛実賞は築城則子

2014年12月27日 14:59 カテゴリ:最新のニュース

 

菊池寛実記念 智美術館、工芸への新たな試み

 

菊池寛実記念 智美術館では、2014年度より新たに「菊池寛実賞 工芸の現在」展(主催:公益財団法人 菊池美術財団)を立ち上げる。同館はこれまで「菊池ビエンナーレ展」はじめ現代陶芸を中心に紹介してきたが、今展では範囲を広げ、陶磁、金工、漆工、木工、竹工、ガラス、染織、その他(七宝、紙、石、人形など)工芸諸分野における質の高い優秀な作家および作品を紹介する。

 

出品作家は同館委嘱の選定委員会が選出、最優秀作家には「菊池寛実賞」を授与し活動を奨励する。第1回となる今回の同賞受賞者には、染織の築城則子(ついき・のりこ)が選ばれた。

 

出品作家は、相原健作(金工)、石田知史(ガラス)、江波冨士子(ガラス)、神農巌(陶磁)、須田賢司(木工芸)、田口義明(漆芸)、築城則子(染織)、中村信喬(人形)、新里明士(陶磁)、春木均夫(人形)、武関翠篁(竹工)、山本晃(金工)の12名。各作家の新作、近作を展示する。

 

選定委員は、今井陽子(東京国立近代美術館主任研究員)、内田篤呉(MOA美術館長)、唐澤昌宏(東京国立近代美術館工芸課長)、黒川廣子(東京藝術大学准教授)、土田ルリ子(サントリー美術館学芸副部長)、菊池節(菊池寛実記念 智美術館長)の6名。審査員は、乾由明(京都大学名誉教授)、金子賢治(茨城県陶芸美術館長)、菊池智(公益財団法人菊池美術財団理事長)。

 

 

【会期】2015年1月24日(土)~3月22日(日)

【会場】菊池寛実記念 智美術館(東京都港区虎ノ門4-1-35西久保ビル)TEL03-5733-5131

【休館】月曜

【開館】11:00~18:00(入館は閉館30分前まで)

【料金】一般1000円 大学生800円 小中高生500円

【関連リンク】菊池寛実記念 智美術館

 

■アーティストトーク 【会場】 B3階 展示室(観覧料のみ、聴講無料)

・2015年2月7日(土) 15:00~ : 江波冨士子氏(ガラス)/新里明士氏(陶芸)

・2015年2月28日(土) 15:00~ :須田賢司氏(木工芸)/田口義明氏(漆工)

・2015年3月7日(土) 15:00~ :相原健作氏(金工)/武関翠篁氏(竹工)

 


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