アール・ブリュット関連の情報を広く伝えること、アール・ブリュットに関わる人たちが情報を交換し、交流し合える場をつくることを目的とする「アール・ブリュットネットワーク」のフォーラムが、2月8日(日)、滋賀県の大津プリンスホテルで開催される。
アール・ブリュットネットワークは、青柳正規(独)国立美術館理事長・国立西洋美術館長(当時、現文化庁長官)やアーティストの日比野克彦氏ら、8氏を発起人として2013年2月に設立。年1回のフォーラムは、アール・ブリュットのあり方や近年急速に注目が高まる中で生じた課題などについて、関係者が一堂に集い、ともに聞き、考え、語り合う場として開催されるもので、昨年は「実践とネットワーク」をテーマに、青柳氏と同じく設立発起人の保坂健二朗氏(東京国立近代美術館主任研究員)による基調対談などが行われた。(〈レポート〉アール・ブリュット ネットワーク フォーラム2014)
第2回となる今回のテーマは「アール・ブリュットの未来とネットワーク」。プログラムとして2件の事例報告(「アール・ブリュットの現在と未来~現場の取組から~」「「アール・ブリュットの現在と未来~地域の胎動~」」)、平成26年度文化勲章受章作家の野見山暁治氏による特別講演を予定している。定員150名。参加費無料(懇談会参加の場合3,000円、要事前申込)。
【関連リンク】 滋賀県「アール・ブリュットネットワークフォーラム2015開催のお知らせ」