【受賞】シェル美術賞2014「オーディエンス賞」に大谷郁代氏

2015年01月08日 11:40 カテゴリ:最新のニュース

 

保坂審査員奨励賞とのダブル受賞

 

大谷 郁代「ラビリンス」 2014年 72.7×116.7cm パステル・紙・パネル

 

完全な公募制を採用して将来性のある才能を発掘することを目的に、「若手作家の登竜門」として知られる「シェル美術賞」。昨年は12月10日(水)~23日(火・祝)の会期で国立新美術館を会場に「シェル美術賞展2014」が開催され、会期中、来場者の投票により選出する「オーディエンス賞」を実施。3,652の投票の中から大谷郁代氏の「ラビリンス」がシェル美術賞展2014「オーディエンス賞」に決定した。大谷氏は保坂健二郎審査員奨励賞とのダブル受賞となる。

 

今回の受賞を受け大谷氏は「展覧会を観終わって、『あぁ、あの作品良かったなぁ』と、私の絵が少しでも誰かの心に残っているものになれたら、こんなに嬉しいことはありません。これを励みに、ますます頑張ってまいりたいと思います」とコメントを寄せている。

 

大谷郁代氏は1981年生まれ大阪府在住。2004年広島市立大学芸術学部美術学科油絵専攻卒業。髙島屋や三越でのグループ展参加のほか、2013年第48回昭和会展入選などの実績がある。

 

大谷郁代氏

大谷郁代氏

 

なおその他のオーディエンス賞の結果は以下の通り。

順位名前作品名
1大谷郁代ラビリンス
2奥村彰一おねえ山水/五色鳥の逃避
3小山久美子パドック
4石橋華子静止する午後
5西尾真代13番地
6藤井信孝鈴虫の鳴く家の前に
7仙石裕美林檎は落下するが月は空をまわり続け、そして我々は引き合っている
8大岩雄典
9中村公紀部分は部分(アメリカノウゼンカズラ)
10五十嵐朋子bad news
11松井靖果バースの肉屋
12菊池麻友子緑色の風の中へ
13矢野衣美集束 - mizuiri koppu
14橋本晶子ルーム
15高松明日香月曜のテレパシー

 


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