デッサンの名手と呼ばれた宮本三郎（1905～74）にちなみ、2011年に誕生したコンクール「宮本三郎記念デッサン大賞展」。第1回展（2011年）、第2回展（2013年）ともに、デッサンの本質に迫る個性的な作品が集い、過去には「デッサンのもっている限りなく想像をかき立てる面白さを感じました」（酒井忠康氏）といった審査講評が交わされてきた。

本年開催される第3回展は、4月1日(水)～6月30日(火)が応募期間。年齢、国籍、経歴を問わず、テーマも自由。出品料は2点まで6000円。所定の出品申込書の記入とともに、制作意図やデッサン観をまとめる作文「私にとってのデッサン・ドローイングとは」（200～400字）も提出する。

大賞1点に副賞100万円、宮本三郎記念賞1点に副賞50万円、優秀賞1点に副賞30万円が贈られる（以上3賞は買上げ）。受賞、入選作品は、石川県・小松市立宮本三郎美術館で展示された後、東京の世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館へ巡回する。審査員は下記の3名。応募要項は小松市立宮本三郎美術館の公式サイトからダウンロードが可能。

第2回宮本三郎記念デッサン大賞展大賞　福﨑翼「TALES」

応募期間

2015年4月1日(水)～6月30日(火)　午後4時必着

※申込書送付先  宮本三郎記念デッサン大賞展実行委員会事務局〈小松市立宮本三郎美術館内〉 （〒923-0904 石川県小松市小馬出町5）

搬入期間

2015年7月6日(月)～8日(水)　午後4時必着

※ 搬入先は株式会社インプレス 美術事業部 デッサン大賞展係（石川県野々市市押野4－117　TEL076－248－5353）

審査員 （五十音順）

酒井忠康（美術評論家・世田谷美術館館長）

山本容子（銅版画家）

横尾忠則（美術家）

小松展

【会期】 2015年9月19日(土)～11月3日(火・祝)

【会場】 小松市立宮本三郎美術館（石川県小松市小馬出町5）TEL0761－20－3600

東京巡回展

【会期】 2015年11月8日(日)～12月6日(日)

【会場】 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館（東京都世田谷区奥沢5－38－13）TEL03－5483－3836

問合せ先

宮本三郎記念デッサン大賞展実行委員会事務局〈小松市立宮本三郎美術館内〉 （〒923-0904 石川県小松市小馬出町5）

TEL0761-20-3600　FAX0761-24-3374　e-mail：msm@city.komatsu.lg.jp

【関連リンク】

小松市立宮本三郎美術館

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館

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