「新美術新聞」2015年1月21日号(第1365号)を発行しました。
1面トップでは、「富士の画家」として知られ、日本大学芸術学部出身作家によって結成された「土日会」の現会長を務める洋画家・櫻井孝美氏による作品集刊行記念展「―緑と水と太陽―燦めく日々 櫻井孝美展」を、美術評論家・安井収蔵氏の寄稿を通じてご紹介。80年代に東京セントラル美術館油絵大賞展、昭和会展、安井賞展など主要な洋画賞を総なめにした初期の「浴室」シリーズから、富士吉田のアトリエで日々向き合い続ける富士の姿を描いたシリーズまで、力強いタッチや色彩に、豊かな装飾性をあわせもった櫻井孝美の世界を堪能できる展覧会となっています。
◆2015年1月21日号のラインナップ
【展覧会紹介】
「―緑と水と太陽―燦めく日々 櫻井孝美展」(韮崎大村美術館/寄稿:美術評論家・安井収蔵)、「東京都庭園美術館開館30周年記念展 幻想絶佳:アール・デコと古典主義」(東京都庭園美術館/寄稿:東京都庭園美術館事業企画係長・関昭郎)、「大津鎭雄展」(サトエ記念21世紀美術館/寄稿:サトエ記念21世紀美術館主任学芸員・江口健)、「阪神・淡路大震災から20年」(兵庫県立美術館 常設展示室1・2階/寄稿:兵庫県立美術館学芸員・江上ゆか)、ほか
【美術界ニュース】
「Seed 山種美術館日本画アワード2016」第1回公募展を来年1月募集開始、VOCA展2015 VOCA賞に小野耕石氏、第56回毎日芸術賞決まる ほか
【好評連載】
新美術時評=島尾新「日本を見せる」
通信アジア=青木保「美術館の未来を見つめて」
PARIS発=安部雅延「印象派画家を支えた画商」
【コラム・寄稿】
日々好日=西田眞人(日本画家)「栖鳳のメモ」
【グラフ】
第40回現代童画展、第39回日輝展 ほか
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/