来夏、サーチギャラリーでの個展が決定
2014年にプルデンシャル・アイ・プログラムによって設立された「プルデンシャル・アイ・アワード」の授賞式が1月20日、シンガポールのマリーナベイ・サンズで行われ、最も栄誉ある「Emerging Artist of the Year」に日本のアーティストグループChim↑Pomが選ばれた。
同賞はアジア広域で目覚ましい活躍をするアーティストを顕彰する目的でパラレルコンテンポラリーアート、サーチギャラリー、プルデンシャルの3社によって設立されたもの。「デジタル/アート」、「ドローイング」、「インスタレーション」、「ペインティング」、「写真」、「彫刻」の6部門が設置され、アジア各国100名の専門家から推薦された500組のアーティストがノミネート。それぞれのカテゴリーで3組のアーティストが残り、Chim↑Pomは「デジタル/アート」部門にノミネートされていた。賞として5万ドル(約593万円)が贈られ、来夏ロンドンのサーチギャラリーで個展が開催される。
今回の受賞についてChim↑Pomは公式インタビューに対し、「信じられない。(賞金で)とにかくたくさんのお酒が飲みたい」と喜びを爆発させた。
なお今回審査員を務めたのはSerenella Ciclitira(Co-Founder of Global Eye Programme and Parallel Contemporary Art)、Tsong-Zung Chang(Founder and Director, Hanart Gallery TZ)、Nigel Hurst(Director and Chief Executive, Saatchi Gallery)、南條史生(森美術館館長)、Mark Rappolt(Editor-in-Chief, ArtReview and ArtReview Asia)、Niru Ratnam(Director of the Global Eye Programme and Fair Director of START Art Fair)の6名。日本からはチームラボ(「デジタル/アート」部門)、名和晃平(「彫刻」部門)が同じくノミネートされていた。
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