1月31日より全国公開されている映画「マエストロ！」（配給：松竹、明日ミックエース）と文化庁のタイアップ企画として、小林聖太郎監督と青柳正規文化庁長官の対談が公開中だ。

第12回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門優秀賞を受賞した作品を原作とする本映画は、解散したオーケストラの団員が「謎の指揮者（マエストロ）」と出会い、音楽への情熱や自信を取り戻し、復活コンサートの開催へと至る姿を描いたもの。主人公の若きヴァイオリニスト・香坂真一を松坂桃李、謎の指揮者・天道徹三郎を西田敏行が演じ、オーケストラになじみのない人にもクラシック音楽の魅力を伝える内容となっている。

今回のタイアップでは、本作の観賞が、人生をも変えかねない文化芸術との「運命」の出会いのきっかけとなってほしい、また、日本に暮らす人々が2015年の1年間を元気に過ごせるよう想いを込めて「運命を変える文化芸術との出会いがある。文化芸術で日本中を元気に！」というコピーのタイアップポスターを制作。映画の公開にあわせて、日本全国47都道府県の国公立文化会館（約2,200箇所）に配布された。

2月4日に文部科学省動画チャンネルで公開された対談では、「優れた指揮者（マエストロ）であるかは、どこで分かるのか」、「オーケストラの生演奏のすばらしさ」など、映画に込めた監督の思いや文化芸術の魅力が語られているほか、映画「マエストロ！」の演奏シーンも登場している。

映画『マエストロ！』小林聖太郎監督×青柳文化庁長官対談 ～クラシック音楽の魅力

映画『マエストロ！』
監督：小林聖太郎 脚本：奥寺佐渡子 原作：さそうあきら「マエストロ」（双葉社刊）漫画アクション連載
指揮指導・指揮演技監修：佐渡裕 音楽：上野耕路 エンディングテーマ：辻井伸行「マエストロ！」（エイベックス・クラシックス） 製作：『マエストロ！』製作委員会（アスミック・エース、WOWOW、松竹、ティー ワイ リミテッド、電通、パルコ、C&Iエンタテインメント、東海テレビ放送、巌本金属、双葉社、読売新聞社）
制作：アスミック・エース、C&Iエンタテインメント 配給：松竹、アスミック・エース 助成：文化芸術振興補助金
2014年／日本／129分／ビスタサイズ　©2015『マエストロ！製作委員会』 ©さそうあきら/双葉社

【関連リンク】 映画『マエストロ！』公式ウェブサイト　文化庁