50年に及ぶ活動を紹介
山口県宇部市が主催し、1961年より約50年にわたって開催してきた「現代日本彫刻展」と、それを引き継いだ「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」。その歴史と活動を紹介する展覧会「UBEビエンナーレ@渋谷ヒカリエ」が18日に開幕した。
今展では「UBEビエンナーレ」の代表的な作品31点をパネル展示、また今年10月に開催される第26回UBEビエンナーレ入選作品の模型19点も展示されている。このほかときわミュージアム野外彫刻展示場の様子を紹介する映像や、宇部市長による同市の紹介と、同ビエンナーレへの取り組みを紹介する映像なども用意し、彫刻の街・宇部とそこで花開いた数々の彫刻作品を紹介する。
また会期中には2つのトークイベントも開催。「〈彫刻女子〉の力」では津田裕子(彫刻家)、青木野枝(彫刻家)、宇部市長・久保田后子の3氏が登壇、また「電子時代の〈彫刻〉教育の可能性」では北郷悟(東京藝術大学副学長)、戸谷成雄(武蔵野美術大学教授)、平戸貢児(女子美術大学教授)の3氏が作家として、また教育者としての立場から議論を交わす。
【会期】2015年2月18日(水)~3月1日(日)
【会場】渋谷ヒカリエ 8/CUBE,1,2,3(東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階)
【休場】無休
【開場】11:00~20:00
【問合せ】花と緑の博物館〈といわミュージアム〉内 UBEビエンナーレ事務局 TEL 0836-37-2888
【関連リンク】UBEビエンナーレ
■トークイベント「〈彫刻女子〉の力」
【日時】2月24日(火) 18:30~20:00
■トークイベント「電子時代の〈彫刻〉教育の可能性」
【日時】2月28日(土) 18:30~20:00