岐阜県は2月20日(金)、県美術館の館長に、アーティストの日比野克彦氏(1958年岐阜県生まれ、東京藝術大学教授)が就任すると正式に発表した。非常勤で任期は4月1日から4年間。
2012年の「ぎふ清流国体・大会」では総合プロデューサーを務めるなど、県との関わりも深い日比野氏。20日の記者会見では、「日常的にアートと触れ合える、訪れるたびに何かと出会うことのできる空間を作りたい」と抱負を語り、また、今年9月に美術館の庭園で花をテーマにした企画展を開く計画も発表した。
県美術館では現在、実業家であり現代美術コレクターとして知られる田口弘氏(岐阜県郡上市出身、1937年生まれ)が収集した、現代美術作品を紹介する「タグチヒロシ・アートコレクション パラダイムシフト てくてく現代美術世界一周」が開催中。5月17日(日)まで。
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