風刺漫画テーマにした展覧会開催 国内外から52作品が集結

2015年03月04日 11:50 カテゴリ:最新のニュース

 

世界は日本をどう風刺しているのか

 

プランチュ、フランス

プランチュ(フランス)

 

東京・港区の元麻布ギャラリーで世界の風刺漫画を集めた展覧会が3月6日(金)より開催される。今展は世界漫画家連盟日本支部前会長・横田吉昭氏が音頭を取り、2013年から企画を温めていたものであり、欧米や中南米など世界35カ国から52点の作品が一堂に会する。

 

今展に参加した作家の多くが描いているのは東日本大震災や原発事故。横田氏は「外国人の作家にとって原発や津波は最も興味のあるテーマの1つ。特に欧州ではチェルノブイリの経験がある。決して原発をテーマにしたわけではないが、自然とそういう作品が多く集まった」と話している。

 

また今展では今年1月に発生した風刺週刊誌シャルリー・エブド襲撃事件で犠牲となった風刺漫画家ティニュー(本名ベルナール・ヴェルアック)氏の2作品含まれている。

 

(左)ティナス(フランス)、「広島で出会い、福島で別れる」、「原子力の終わり」 (右)ティナス(フランス)「日本の津波」、「北斎は予言者だった!」

(左)ティナス(フランス)「広島で出会い、福島で別れる」、「原子力の終わり」
(右)ティナス(フランス)「日本の津波」、「北斎は予言者だった!」

 

(左)イゼル・ロゼンタール、トルコ (右)カプスタ・ミコラ、ウクライナ

(左)イゼル・ロゼンタール(トルコ)
(右)カプスタ・ミコラ(ウクライナ)

 

【会期】2015年3月6日(木)~12日(木)

【会場】元麻布ギャラリー(東京都港区元麻布3-12-3)

【問合せ】横田吉昭 TEL080-6865-2814

 


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