「メディア芸術データベース（開発版）」ウェブページ

文化庁は3月17日、マンガ、アニメーション、ゲーム、メディアアートの作品情報や所蔵情報などを自由に閲覧できるデータベースサイト「メディア芸術データベース（開発版）」をオープンした。

本サイトは、同庁が平成22年度より5ヶ年にわたって行ってきた、国内でこれまでに創造されてきたメディ ア芸術作品の全体像（作品情報及び所蔵情報）の調査、作品のデジタル化に資する事例検証等の成果の一環として整備されたもの。メディア芸術作品を所蔵する図書館・美術館・博物館、研究者、著作者、企業・業界団体など各方面の協力を得て収集されたマンガ単行本約25万冊、マンガ・ 雑誌約8万冊、TV放映アニメ・劇場版アニメ・OVA（オリジナルビデオアニメ）約9千タイ トル、家庭用ゲーム対応ソフト・アーケードゲーム・PCゲーム約3万5千タイトルの作品に関する情報や、メディアアートの催事・イベント情報が集約、公開されている。

〈マンガ分野〉

明治初期から2015年1月までに発行されたマンガ単行本と、明治初期から2014年12月までに発行されたマンガ雑誌の検索が可能。トップの検索窓から、作品名、著者名、雑誌名で作品を 探すことができる。

〈メディアアート分野〉

1951年から2014年までに開催された約1万催事のうち、デモサイトでは、特長のある26件を掲載。リスト上のいずれか一つをクリックすると、出展作品や作家、催事に関連したサブイベント、催事に協賛し た企業、雑誌等への掲載情報などが表示される。

アニメーション部門、ゲーム部門もそれぞれ独自の仕様。データベースの内容は、随時更新・追加を行う予定とのこと。

【関連リンク】メディア芸術データベース（開発版）