2015年ニコンサロン特別企画展「Remembrance 3.11」
畠山直哉展「陸前高田 2011-2014」
国内外の美術館や芸術祭などに参加し、自然・都市と写真の関わりに主眼を置いた写真を撮り続ける畠山直哉(1958年生まれ)が2011年3月11日の東日本大震災で津波に襲われた自身の故郷・陸前高田を映した写真約60点を紹介する展覧会が東京・銀座と大阪のニコンサロンで開催される。
大震災以降、頻繁に故郷に帰り、日々変わりゆく様子を写真におさめてきた畠山。津波以前と以後の眺めを対立させる方法を試み、2012年には河出書房新社から「気仙川」として写真集を出版。震災がもたらした時間的な亀裂を主題として扱った。
今展ではその亀裂の後になお続く時間が主題。昨年12月までの撮影分の中から60余点をセレクトし、停止してしまったかのように見えた被災地が少しずつ復興へと向かう姿を出現させる。
東京会場
【会期】2015年3月25日(水)~4月7日(火)
【会場】銀座ニコンサロン(東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA 1階) TEL03-5537-1469
【休館】無休
【開館】10:30~18:30(最終日は15:00まで)
【料金】無料
大阪会場
【会期】2015年4月30日(木)~5月13日(水)
【会場】大阪ニコンサロン(大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階) TEL06-6348-9698
【休館】無休
【開館】10:30~18:30(最終日は15:00まで)
【料金】無料
■畠山直哉写真展「陸前高田 2011−2014」フォトセミナー
【日時】東京=2015年4月6日(月)18:30~20:00/大阪=2015年5月8日(金)18:30~20:00
【講師】畠山直哉×伊藤俊治
※予約不要、参加費無料
【関連リンク】ニコンサロン