「清須市第8回はるひ絵画トリエンナーレ」 大賞に興津眞紀子氏「光と希望」

2015年03月28日 15:48 カテゴリ:最新のニュース

 

 

大賞 興津眞紀子「光と希望」

大賞 興津眞紀子「光と希望」

 

 

平面作品の可能性を模索し、次代を担う人材の育成などを目的とする「清須市はるひ絵画トリエンナーレ」(主催・清須市ほか)。昨年に募集の行われた第8回展の審査が1月に開かれ、各賞が発表された。

 

大賞は興津眞紀子氏(1958年大阪府生まれ)の「光と希望」に決定。京都教育大学卒業の興津氏は、在学中より新制作展に出品(2003年まで)。近年は個展とコンクールを中心に活動し、熊谷守一大賞展優秀賞(98年)や、第2回夢広場はるひ絵画ビエンナーレ入選(2001年)などの実績を重ねてきた。

 

準大賞には矢島史織氏「Monster」と平野えり氏「My Diary」が決定。優秀賞には山﨑直秀、原勉、北藪和、原賢二、大山紗智子の5氏、きよす賞には野中洋一氏のそれぞれが決定した。大賞には副賞として100万円(作品買上げ)、準大賞には同じく副賞として20万円が贈られる。今回は過去最高となる1021作品(506名)の応募を記録した。

 

審査員をつとめたのは中村英樹(美術評論家・名古屋造形大学名誉教授)、櫃田伸也(画家・東京藝術大学名誉教授)、山脇一夫(美術評論家・金城学院大学教授)、高北幸矢(造形作家・清須市はるひ美術館館長)の4氏。展覧会は、4月19日(日)~6月7日(日)まで、清須市はるひ美術館(入賞・入選作28点)と清須市立図書館(佳作作品26点)において開催。会期中の5月9日(土)午後2時から、大賞である興津氏のアーティストトークも予定される。

 

 

【会期】 2015年4月19日(日)~6月7日(日)

【会場】 清須市はるひ美術館・清須市立図書館(愛知県清須市春日夢の森1) TEL052-401-3881

【休館】 月曜、5月7日(木)、ただし5月4日開館(美術館)

【開館】 10:00~19:00(入館は閉館30分前まで)

【料金】 一般300円 中学生以下無料、図書館への入場は無料

【関連リンク】 清須市はるひ美術館

 

 

準大賞 矢島史織「Monster」

準大賞 矢島史織「Monster」

 

 

 

準大賞 平野えり「My Diary」

準大賞 平野えり「My Diary」

 

 


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