ピカソの絵が160億円!クリスティーズ特別テーマセールに出品

2015年03月30日 18:00 カテゴリ:最新のニュース

 

クリスティーズがキュレーション

特別セール「LOOKING FORWARD TO THE PAST」5月開催

 

© 2015 Estate of Pablo Picasso / Artists Rights Society (ARS), New York

© 2015 Estate of Pablo Picasso / Artists Rights Society (ARS), New York

 

クリスティーズは印象派・近代絵画からコンテンポラリーアートまで、分野を超えた名品の数々をキュレーションしたテーマ・オークション「Looking Forward to the Past」を5月11日にニューヨークで開催、ピカソの《アルジェの女たち(バージョン“O”)》の落札予想価格を過去最高の約1億4千万ドル(約160億円)と発表した。

 

同セールはモネから、ピカソ、そしてロスコ、キッペンバーガーへと続く20世紀のアートの潮流を25ロットによって辿るもの。今回目玉となるピカソ《アルジェの女たち(バージョン“O”)》はピカソがドラクロワの「アルジェの女たち」をもとに1954年から55年にかけて制作した15の連作(A~O)の1つであり、20世紀美術コレクターのパイオニアとして知られるヴィクター&サリー・ガンツ夫妻旧蔵の傑作だ。クリスティーズでは2010年5月にピカソの《ヌード、観葉植物と胸像》で当時の世界記録である106万ドルを出しており、今回のセールにも注目が集まっている。

 


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