「新美術新聞」2012年9月1日号を発行しました。
1面トップでは、現代書壇の最高峰とされる書家・古谷蒼韻(1924年京都府生まれ)の米寿記念展を紹介しています。初期から最新までの代表作により古谷の軌跡を辿る本展。展示の見どころをはじめ、古谷芸術の精髄について、書の研究の第一人者である島谷弘幸・東京国立博物館副館長が解説しています。「書と音楽は共通する部分が多い」という著者。書の味わい方、鑑賞の楽しみについても語っていただきました。
◆2012年9月1日号のラインナップ
【展覧会紹介】 米寿記念 古谷蒼韻展(髙島屋京都店ほか)、われらの地平線―いま・新たなる二紀展からの発信(日本橋三越本店)、石垣定哉展(日動画廊)、コレクション展 森英恵(島根県立石見美術館)
【美術界ニュース】 「全国歴史民俗系博物館協議会(歴民協)が発足、660館が参加」
【インタビュー】 能島征二(彫刻家) 「彫刻家の生きざま―小森邦夫との出会い」、渡抜亮(洋画家)
【追悼】 「追悼・早川義孝氏」=堀川素弘(新槐樹社代表) 安井収蔵(美術評論家)
【好評連載】 ニューヨーク通信=富井玲子 新美術時評=光田ゆり 街角アート=星野清一
【コラム・寄稿】 日々好日=三輪晃久(日本画家) わたしの宝もの=松谷千夏子(日本画家)
北から南から=笠岡市立竹喬美術館
「『日中美術展 東洋美術の未来を探る 日本画と工筆画』に寄せて」=淺木正勝(日中美術展実行委員会事務局長)
【全国美術館ギャラリーガイド】 2012年9月展覧会スケジュール一覧
*今号は、展覧会チケットなどの読者プレゼントも実施しています。ぜひお手にとってみてください。
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/