ベルト・モリゾ没後120周年記念
マネの代表的な作品「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」のモデルとして、また自身も画家として知られるベルト・モリゾ(1841~1895)。その人生を描いた映画「画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密」(原題「Berthe Morisot」)が6月13日(土)にYEBISU GARDEN CINEMAにてロードショーされる。
今作は印象派が誕生した19世紀という怒涛の時代を生きた女性画家・モリゾを美術史とともに描く物語。印象派展の第1回展に参加し、印象派の誕生に大きくかかわったモリゾだが、今作では女性は家庭に入るものとされた時代において、数々の苦難を乗り越えていく様子を描く。マネを慕い、またルノワールやマラルメ、ドガとも親交を持った画家の女性として、また画家としての人生にスポットライトを当てる。 印象派が生まれる瞬間をアトリエにある名画とともに感じたい。
あらすじ
パリ16区のサロンに出品していたベルト・モリゾは、ルーヴル美術館で姉と模写をしている時、既に、美術界では名をなしていたマネと出会い、モデルを依頼され、彼のアトリエに通うことになる。女性は家庭に入るものという時代、画家を目指すモリゾは数々の苦難を乗り越えていく。戦争も始まり、時代に翻弄されながら、夢を追い続けた女性の人生の物語。
【タイトル】『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』
【公開日】2015年6月13日(土)
【上映館】恵比寿ガーデンシネマ(YEBISU GARDEN CINEMA)
【上映時間】105分
【監督】カロリーヌ・シャンプティエ
【出演】マリーヌ・デルテリム、アリス・バトード、マリック・ジディ
【配給】ユナイテッド・シネマ
【配給協力】KADOKAWA