収蔵品・ポスターなど280点以上を公開
東京都美術館は9日、これまで収集してきた同館の歴史に関する資料(アーカイブズ資料)をオンラインで公開した。同資料は2012年のリニューアルを機に整理・保管を行ってきたもので、これまでに整理が終わった資料から随時、同館内の「佐藤慶太郎記念 アートラウンジ」に設置された端末からの館内のみの閲覧となっていたが、今回初めてオンラインでの公開となった。
今回公開されたのは東京都美術館の収蔵品、東京府美術館創立時の家具写真データ、1975年新館以降のポスター・チラシ、東京府美術館の絵葉書など283件。インターネット上への公開と同時に、新たに「1926年 岡田信一郎設計・東京府美術館創立時の図面(主に青焼き)」も追加された。
また4月21日(火)から5月1日(金)まで「美術館創立の日」記念として同館1階の佐藤慶太郎記念 アートラウンジにてアーカイブズ資料展示を実施。今年は「二科展」の記憶をテーマに、展覧会目録、ポスター、写真などの資料を紹介する。料金無料。
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