「鳥瞰図」テーマに6作家を紹介
鳥のような視点で地上を描いた「鳥瞰図」をテーマにした展覧会「鳥の目から世界を見る」展が滋賀県のボーダレスアートミュージアムNO-MAで4月29日から開催される。
古来より「鳥のように空を飛びたい」と夢見てきた人類。アメリカのライト兄弟をはじめとする様々な人々が「鳥」になることに挑戦する一方、実際に飛べなくとも空想の力=芸術で空を飛ぶ人たちがいる。今展ではそんな「鳥瞰図」の世界を、様々な形で表現している作家6名の作品を展示し、鳥の目から俯瞰する人間の想像力を共感する企画展。大正の広重と呼ばれた絵師 吉田初三郎の作品をはじめ、現代アーティスト・山口晃のほかアール・ブリュットの作品をボーダレスに展示し、人に潜在する豊かな脳内のイメージを具現化する。
■参加作家
香川定之、白石裕則、戸舎清志、山口晃、山田美智子、吉田初三郎
【会期】2015年4月29日(水・祝)~8月2日(日)
【会場】ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16) TEL0748-36-5018
【休館】月曜、祝日のとき翌平日
【開館】11:00~17:00
【料金】大人300円 高大生250円 中学生以下・障害のある方とその付添者1名は無料
【関連リンク】ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
■【描く】講演「鳥の目で世界を描く―自身の制作からアール・ブリュットまで」
【講師】山口晃(画家)
【聞き手】はたよしこ(今展アートディレクター)
【日時】5月30日(土)13:30~15:30
【会場】まちや倶楽部(近江八幡市仲屋町中21)
【定員】80名(要予約)
【料金】無料
■【歩く】講演&上映会「超高速!中山道行脚」
【講師】竹岡寛文(デザイナー)
【日時】6月13日(土)13:30~15:30
【会場】野間清六邸(NO-MA向かい側)
【定員】30名(要予約)
【料金】無料
■【飛ぶ】講演「鳥瞰図の宇宙―大正の絵師、吉田初三郎を手がかりに」
【講師】井上善博(博物館調査研究員/前名古屋市博物館学芸員)
【日時】7月11日(土)13:30~15:00
【会場】野間清六邸(NO-MA向かい側)
【定員】30名(要予約)
【料金】無料