MOTで国際シンポ「はじまりは90s:東南アジア現代美術をつくる」開催

2015年05月13日 12:59 カテゴリ:最新のニュース

 

アジア各国のキーパーソンが参加

 

東京都現代美術館で4名のキュレーター(東京都現代美術館、国立国際美術館、シンガポール美術館、クイーンズランド州立美術館|現代美術館)の共同企画として開催されている「他人の時間」展。その関連イベントとして国際シンポジウム2015「はじまりは90s:東南アジア現代美術をつくる」が5月23日(土)、24日(日)に2日間にわたって開催される。

 

同シンポでは欧米や日本においてアジア地域の美術への関心が高まった1990年代の東南アジアの美術状況に焦点を当て、当時を知る関係者や新進の研究者の 発表や議論を通じて再検証。グローバル化と共に急速に変化したこの地域の社会状況を、作家たちがどのように受け止め、関わり、また彼らの活動がどの ようにアジア内外で受け止められたのかを振り返りつつ、日本やオーストラリア、シンガポールの公的機関が果たした役割を含めて考えていく。

 

■プログラム 5月23日(土)

Session 1  13:00-14:50

『グローバル化とオルタナティヴ・アートシーンの広がり』

スピーカー:クリッティヤー・カーウィーウォン(ジム・トンプソン・アートセンター芸術監督)、フローデット・メイ・ダトウィン(フィリピン大学ディリマン校美術学部教授)、アデ・ダルマワン(ルアンルパ代表)

モデレーター:神谷幸江(広島市現代美術館学芸担当課長)

 

Session 2 15:10-17:00

『アジアの表象:作家とキュレーターの視点から』

スピーカー:ディン・Q・レ(現代美術作家)、ジョアン・キー(ミシガン大学美術史学部准教授)

モデレーター:ドリョン・チョン(M+チーフ・キュレーター)

 

 

■プログラム 5月24日(日)

Session 3 13:00-16:00

『公的機関の活動と可視化・言説化された「アジア」』

スピーカー:アフマド・マシャディ(シンガポール国立大学美術館館長)、アリソン・キャロル(アジアリンク・アーツ初代所長)、岸清香(都留文科大学准教授)

モデレーター:帆足亜紀(アート・コーディネーター/横浜トリエンナーレ組織委員会事務局プロジェクト・マネージャー)

 

全体討論

 

【日時】2015年5月23日(土) 13:00~17:00(開場12:30)、24日(日)13:00-16:00(開場12:30)

【会場】東京都現代美術館 地下2階 講堂

【主催】国際交流基金アジアセンター、東京都現代美術館

【料金】無料

【定員】各日200名(先着申し込み順) ※日英同時通訳 

【申込方法】

メールまたはFAXで、件名を「東南アジア美術シンポジウム」とし、氏名と連絡先電話番号またはE-mailアドレス、参加希望日を明記の上、申し込みのこと。(定員に達し次第、締め切り)

【申込先】 

Email: 90sart@jpf.go.jp

FAX:03-5369-6036

【問合せ】

国際交流基金アジアセンター(文化事業チーム)

Tel:03-5369-6025/Fax:03-5369-6036

Email:90sart@jpf.go.jp

【関連リンク】東京都現代美術館

 

 


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