1961年の「第1回宇部市野外彫刻展」以来、隔年で開催を続け、昨年の第24回展で50周年を迎えた国内最大級の野外彫刻展「UBEビエンナーレ」。同展を主催する宇部市(山口県)が、来年開催の第25回展の作品公募を開始した。
個人、グループ及びプロアマは問わず、作品は1人(1組)1点。応募料は国内10,000円、国外5,000円相当額。出品申込書の締切りは11月9日(金)必着で、申込書の送付後、指定の期間中に模型作品を搬入する。審査は一次審査(模型作品審査)と二次審査(実物作品審査)の2回。一次審査通過者には制作期間6ヶ月、助成金100万円が与えられ、実物作品を制作・搬入し、二次審査に臨む。
審査員は酒井忠康(委員長・世田谷美術館長)、隈研吾(建築家)、澄川喜一(島根県立石見美術館長)、水沢勉(神奈川県立近代美術館長)、逢坂恵理子(横浜美術館長)、斎藤郁夫(山口県立美術館副館長)、浜田剛爾(美術家)、南嶌宏(女子美術大学教授)、岸桂子(毎日新聞東京本社学芸部記者)、久保田后子(緑と花と彫刻の博物館長)の10名。大賞(宇部市賞)には500万円、宇部興産株式会社賞には400万円が贈られ、他に毎日新聞社賞(150万円)や緑と花と彫刻の博物館賞(50万円)などの賞が優れた作品に与えられる。
全応募作品を展示する応募作品展は一次審査後の12月16日~2013年1月20日、実物作品18点、入選模型作品40点による受賞・入選作品展は二次審査後の2013年9月29日~11月24日に開催。受賞上位2作品は市の買上げとなり、会期終了後、市街地や公園などに設置される。応募要項、出品申込書は同館HPよりダウンロード可能。問合せはUBEビエンナーレ事務局(☎0836‐37‐2888)まで。